安直簡単ロックンロール(ドラム編)

「暗黒礼賛ロックンロール」奏法解説 by犬神明

【イントロ】

この曲は前小節4拍目のスネアドラムを合図に半拍食って(シンコペーションで)スタートする。そのときスネアは左手(L)で叩き、続くクラッシュシンバルは右手(R)で叩いているよ。
楽譜1 この曲のテーマであるギターリフの最中は常にハイハットをオープンした状態でプレイしよう。ハイハットオープンは上下のシンバルが激しく触れ合って、少しやかましいくらいがいいだろう。あまり開け過ぎると上下のシンバルが触れ合わないので、いいところを見つけてくれ。ハイハットはシンバルの表面でなく、エッジ部(端っこ)を叩くといい。そんな理由からハイハットオープンを多用するドラマーはハイハットを高めにセットする人が多い。このスタイルはスティックの消耗も激しいので覚悟しよう。
写真1

【フラム】

この曲はAメロが始まるときとサビの前には必ずブレイクするのだが、そこではスネアドラムを両手でほぼ同時に叩くんだ。だが同時ではなく、しっかり2打が聴こえる程度に間をあける。しかし間をあけ過ぎるとおかしなリズムになっちゃうので、これまた注意が必要だ。このワザを「フラム」というのだけど、右手が先か左手が先かは演奏者によって様々だ。ちなみに俺は右手が先だ。
楽譜2

【各オカズの手順】

シンコペーションの前にちょっとしたオカズ(フィルイン)を入れることがある。もっともシンプルなオカズとしては8分で左手2打。これは簡単な割に効果的なんだ。
楽譜3

ラップからギターソロへ繋ぐオカズはスネアドラムの8分打ち。これを両手で交互に叩くとユル~いリズムになっちゃうので、右手だけで叩く。続くクラッシュシンバルは左手で叩くといいだろう。
楽譜4

ギターソロ中に1度だけ登場するオカズだ。タムとフロアタムは右手で叩き、続くクラッシュシンバルはこれまた左手で叩くといい。
楽譜5

曲のエンディング近く(コーダ)では1小節のオカズ。手順は次の通りだよ。これは俺の手癖フレーズなので、今後ともよろしくな!
楽譜6

そして最後のコーラスではライドシンバルのカップ部を4分で叩くんだ。
楽譜7

ライドシンバルにはいろんな形状のモデルがあって、カップの大きいもの(メガベルライド)、小さいもの(ノーマルライド)、まったくカップのないもの(フラットライド)がある。レンタルスタジオやライブハウスには、たいがいノーマルライドが用意されてるものだ。

ライドシンバルのカップはスティックのチップ(先端部)でなく、ショルダー部分を使って叩くとキャンキャンした大きい音がでるぞ!