気ままな個人練習を/ベース編

ベースを弾いてみよう! by犬神ジン

【アンプに繋ごう】

そんなこんなでベースを買ってきたら練習してみましょう。
重要なのはまずはアンプに繋いで弾く事です。
エレキベースは金属弦の振動をピックアップが拾い、それをアンプで増幅させて発音します。
ので、生音オンリーで弾くと、弦を振動させるのには不必要なほど力が入り過ぎていたり、逆にピックアップで拾えないほど力が弱かったり…といった加減がわかりにくくなってしまいます。
また、余計な弦が鳴ってしまっていたり等もアンプを通さないと発見しづらい事が多いです。
環境が許す限りアンプ(シミュレーターなどでも)を通して弾いてみましょう。
生音で弾く場合には前述の力加減やミュート具合を意識していきましょう。

【悦に入ろう】

あるていど弾けるような気になったら今度は姿見に全身を写して、弾きながら自分のフォームを確認します。
お気に入りのアーティストの写真や動画を見て、自分と何が違うかをチェックしてみましょう。
それなりにキャリアのある人であれば良い音を出すための身のこなしをしているはずです。
全く理にかなっていないメチャクチャな動きで良い音を出す人もごく稀に存在しますが、たいていはそれなりにセオリーに沿った型をなぞっています。
そのセオリーも正解は一つではないので、当然いろんな正解があると思うのでいろんな人のマネをしてみて自分が目指しやすい正解を見つけましょう。

【右手の弾き方】

右手のフォームには大きく分けてピック/指/スラップの3パターンがあります。
それぞれ出せるニュアンスに違いがあるので、いろいろ試してみると面白いと思います。
いかにも指で弾いてそうなフレーズをピックで弾いてみたり、ピック弾きっぽい曲をスラップで弾いてみたり等いろいろやってみると世界が変わるかなと。
僕はメインは指弾きですが、ピックを使ったりスラップを混ぜたりなど曲に合わせて試しています。
どんな弾き方であれ、前々段に書いたように金属弦を振動させる事が目的なので、必要な時に必要なだけ弦を振動させられるような弾き方を心がけましょう。
せっかく出した振動を無駄に止めてしまう事がないように、このあたりもアンプを通すとよりわかりやすくなると思います。

【左手の押さえ方】

ベースは弦長が長いので、ギターに比べてフレット間が長いです。
つまり同じようなフレーズを弾く場合でもより指を開く必要があります。
また弦が太く弦と弦の間も広いため、より確実な押弦が求められます。
と言っても闇雲に強い力で押さえなければいけないというワケではなく、必要とされる力を無駄なく出していけば良いワケです。
指を開いたり、確実に押さえたりするために、テコの原理や力点・作用点などの物理学が頭に入っていると無駄なく力が出せると思うんですが、まあ上手いとされている人はその辺を自然に採り入れている人が多いんで、前々段に書いたようにいろんな人の動きを見て参考にしてみると良いと思います。

【ミュート】

ベースは弦の数が少ないのと、激しく歪ませる事も少ないので、ギターほどミュートが難しくないと思います。
しかし、基本的に単音で弾く事が多いのと、低音が濁るとかなり不快なので、より確実にミュートをキメる必要があるとも言えます。
左手は各指の腹や親指、右手は使ってない指や手の平など、使えるものは総動員して執拗にミュートしていきましょう。
重要なのは弦に触る箇所を複数にして、ハーモニクスが鳴らないようにする事。(一箇所だけ触れるとどうしてもハーモニクスが出がちです)
これだけ守れば他にセオリーはありません。必要な音だけ出して行きましょう。